お子様がサッカーを初めた時に揃える道具に「すね当て」というものがあります。
この記事では、「すね当て」の付け方、種類、選び方、管理の方法を説明しています。

すね当て?
シンガード?
レガース?
なにが違うの???

実は全部一緒の意味なんです。ややこしいですね。
記事は誰が書いてるの?
この記事は、兵庫県宝塚市でサッカークラブを運営しているカルディオフットボールクラブのスタッフが解説しています。
我々のスクールではトレーニング中から「すね当て」を付けて練習するように心がけています。
どんなスタッフがいるのか知りたい方はこちらから確認してみてください。
それでは早速、本題に入っていきたいと思います。
この記事を読んで理解できること。【2分程度で読むことができます】
「すね当て」シンガードの役割
「すね当て」は、相手選手との接触時に自分の足を守るたの防具のことです。
万が一、相手選手からの危険なタックルを受けても、自分の足を守ってくれます。
以前、子どもだから大丈夫と思ってすね当てをせずに練習していた子どもがすねを骨折したという話を聞いたことがあります。
対人プレーをするときはすね当てをつけてプレーすることをお勧めします。
「すね当て」シンガードの着用義務
サッカーの公式戦での「すね当て」の着用は、競技規則(第4条 競技者)で義務付けられています。
公式戦で「すね当て」がない場合は、出場ができませんので気を付けてください。
練習中は、義務化されていませんが、実際の試合で使用するものなので慣れるためにも着用して練習を行ったほうが良いでしょう。
「すね当て」シンガードの付け方
「すね当て」シンガードの付け方はシンプルで、ソックスの中に差し込むだけです。
「すね当て」シンガードのズレを防止する【すね当て(シンガード)止め】
「すね当て」は、プレーしているとずれてくることがあります。ズレを防ぐための道具もあります。
公式戦では、規則によりソックスと同じ色にすることが多くなっています。
公式戦によって違うことがあるので、公式戦前、指導者に確認したほうが良いですね。

イメージを下に出しておきますね。チームのソックスの色に合わせておけば大丈夫です。
すね当て(シンガード)バンド
※色々なメーカーが出しているので一度調べてみてください。
テーピング
※カラーテーピングは、専用である必要はありません。
※消耗品なので、価格など自分に合ったものを選んでください。
「すね当て」シンガードのタイプ
すね当て(シンガード)は、足に合ったものを選んでください。
合わないものを着けるとプレーに影響が出てしまいます。
また、皮膚と密着しているのでかぶれてしまうこともあるので、色々試してみると良いです。
ソフトタイプ
ソフトタイプは、素材として柔らかいため、すねにフィットします。ハードタイプに比べると強度は劣りますが、十分すねを守ってくれます。
ハードタイプ
ハードタイプは、素材として固くできているため、しっかりとすねを守ってくれます。ソフトタイプ比べ、シンガードにボールが当たってしまうと、ボールを制御できない場合があります。
どのように選べばいいのか
まずは、スポーツ店などで大きさや素材を確かめてください。
袋に入っている事がほとんどなので試着できるかはお店の人に聞いてみてください。
もしかしたら、試着できるかもしれません。もしくは、お友達に持っている人がいるのであれば見せてもらうと良いかもしれません。
価格的に500円~1000円程度の物が多いのでいくつか購入して試すのも一つです。
はじめて、着けると違和感があるので慣れるのに少し時間がかかります。
あと、大事なのは大きさです。
小さすぎると、シンガードの意味があまりないです。
大きすぎると、プレーに支障をきたします。
自分に合った大きさを選びましょう。
「すね当て」シンガードの管理方法
ずっと、使用していると汗や汚れがつきます。ずっと放置していると臭いも気になってくるので、こまめにキレイにしてください。きれいな道具を使うことで気分もよくなります。
ソフトタイプ
洗濯機で洗えることが多いので、管理が簡単です。
ハードタイプ
水道で、ブラシを使って汚れを落としてください。
干すときは日陰で干してください。日向に干すと素材が固くなってしまう恐れがあります。
まとめ
サッカーにおいて、すね当て「シンガード」「レガース」は、すねを守る大事なものです。
自分に合ったすね当てを見つけて、より良いプレーが出来るようになってください。