【体幹を鍛える】ヘッドストールのコツ!【※体幹が重要です】

サッカーには様々な種類のリフティングがあります。

youtubeで検索すると簡単なものから上級者向けのものまで数多くの動画がヒットしますが、どれも難しそうな動きをしていたり、難易度が高くて手を出せないというお子さんも多いのではないでしょうか。

リフティングの技術は実際の試合中で使うことはあまりありませんが、トラップや体の動かし方など、リフティングの練習を通して得られる経験値は確実に選手の武器になります。今回はスポーツの基本となる「体幹」のトレーニングにもなるリフティング方法、ヘッドストールについて解説していきます。

この記事は、兵庫県宝塚市・伊丹市でサッカークラブを運営しているカルディオフットボールクラブのスタッフが経験と独自調査をもとに記事を書いています。カルディオは、会員数500名、幼稚園から中学生の子供たちが在籍し、日々練習に励んでいます。

目次

■ ヘッドストールってなに?

子供たちが遊びで頭にボールを乗せて、何秒耐えられるか!みたいなゲームをしたりしますよね。

あれのことをヘッドストールと呼びます。

ヘッドストールとは、サッカーボールを額の上に乗せ、ボールを落とさないように体や首を動かしてバランスをとるリフティングの一種です。

出来る人がやっているのを見ると、一見簡単そうに見えますが、長時間バランスを取り続けるのは難しいです。

ボールは球体なので何かの拍子に少しでも動いてしまうと重心が移動してしまい、すぐに地面に転がってしまいます。

【参考】ヘッドストールのやり方!サッカーで体幹を使う大切さとは?少年サッカー育成ドットコム

■体幹を上手く使おう!

ヘッドストールを成功させるために必要な身体機能があります。

それは体幹です。

体幹といえば、長友選手が有名ですよね。圧倒的な体力と高身長な海外選手にも引けを取らないフィジカルで活躍する日本を代表するプロサッカー選手ですが、そんな彼のプレーを支えているのが体幹です。

ご自身で本を出版されるほど徹底した体幹トレーニングを行っており、スポーツ選手に欠かせない必要なフィジカルトレーニングの一つとなっています。ヘッドストールでは、この体幹を動かせるかどうかがカギとなります。

体幹はサッカーでよく使う下半身ではなく、上半身の柔軟な動きが重要になるため出来る人とできない人でヘッドストールの習熟度も変わります。電車の揺れで動いてしまう人と動かない人、平均台などのバランス感覚や、スノーボードなどの足を固定され上半身で舵をとるスポーツは体幹が大きく関係しています。私生活で体幹を使用する機会は少ないため個人でのトレーニングが求められます。

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■ヘッドストール練習方法

①簡単なものを乗せる

先述したように、ボールは常に重心が移動しやすくバランスを常にとることは困難です。

なのではじめは家にある頭に乗りそうなものにしましょう。

ペットボトルや新聞、本や筆箱など落としたとき危険でないものなら何でもOKです。

まずは物体の中心を捉え、バランスをとる感覚を養いましょう。

②手からスタート

リフティングの技ですが、最初は手でボールを頭にのせるところから始めてみましょう。

いきなりリフティングの最中にヘッドストールすることは難しいです。

そしてこの時、①でやったボールの中心を常に額に乗せるという意識も忘れずに!ボールが移動してしまったら体幹の出番です。

右に動いたら体も右へ、後ろに動いたら体も後ろにという風に常にボールの中心を意識することが大切です。

③手で投げる→リフティングへ

リフティングの技ですが、最初は手でボールを頭にのせるところから始めてみましょう。

いきなりリフティングの最中にヘッドストールすることは難しいです。

そしてこの時、①でやったボールの中心を常に額に乗せるという意識も忘れずに!ボールが移動してしまったら体幹の出番です。

右に動いたら体も右へ、後ろに動いたら体も後ろにという風に常にボールの中心を意識することが大切です。

■ アドバイス!

コツとしては、ボールの最高到達点と額の場所が近ければ近いほど成功しやすいです。

ボールを高く上げすぎてしまうと、ただのヘディングのようになってしまうからですね。

ボールが上がった時の一番高い位置を額にコントロールできるリフティング力も大事です。

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この記事を書いた人

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