反抗期の息子のムカつく態度にもう限界…お母さんの接し方のコツ

反抗期に差し掛かった子どもとの関係は、いつの時代も親御さんの悩みのタネです。

今まで親子仲良くおしゃべりしたり外出したりしていたのに、この数か月で子どもが激変してどう対応していいかわからない…。

話しかけても反応がないし、時には明らかな無視で悲しくなる…。

帰宅してもリビングは素通りで自分の部屋に直行してしまって、コミュニケーションが取れないし、何を考えているのかわからない…。

どうしていいのかわからず、対応に悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか。

息子と性別が違うお母さんにとって、息子の「男の子ならでは」の言動や反応が理解し難いという現象は、どうしても起きるもの。

これは時として、お母さんが「息子のことを嫌いだ」と感じる原因にもなってしまいます。

思いつめる前に、考え方を切り替え何とか対処法を探っていきましょう。

そこで、今回は、この難しい時期を乗り越えるための、反抗期を迎えた息子に対しての適切な対処法を3つご紹介します。

実績

この記事は、兵庫県宝塚市でサッカークラブを運営しているカルディオフットボールクラブでのパートナーである、完全オンライン学習塾FLAPUPスクールのスタッフが、のべ4,000人以上の生徒指導経験と独自調査の元、解説しています。

カルディオは、会員数500名、幼稚園から中学生の子供たちが在籍し、日々練習に励んでいます。カルディオにどんな先生たちがいるのか知りたい方は、ぜひこちらから確認してみてください。

少しでも参考になれば幸いです。

目次

反抗期の息子の態度、これがムカつく!!

息子の態度にイライラしたり、すぐ口喧嘩になったり、「どうしてそんなこと言うの!?」と腹立たしいし悲しい気持ちになったり。

反抗期の息子を持つお母さんたちは、同じようにムカついて、悩んでいます。

では、世の中の反抗期の息子を持つお母さんは、息子のどんなところにムカついているのでしょうか?

反抗期の息子を持つお母さんに、息子の言動でムカつくポイントを伺ってみました。

・自分の部屋にこもって、呼んでも全然出てこない。

・注意するとすぐに不機嫌になり、強い語調で反発する。

・親の言動に対して反抗的な態度をとり、会話が続かない。

・親のちょっとしたミスに対して揚げ足をとってくる。

・ドアを思いっきり閉めたり、物を投げたり、荒っぽい動作で家にあたる。

・さっきまで機嫌が良かったのに、ちょっとしたことですぐ怒る。

このように、会話ができずコミュニケーションがとりにくくなったり、いざコミュニケーションが取れても反抗的で攻撃的な態度が目立ったり、感情の起伏が激しく周りに当たったりする態度が、お母さんがムカつくポイントであることがわかります。

反抗期の息子にむかついたらやってみて!対処法3選

子育てをしていれば、子どもについ腹がたつことは誰にでもあるもの。

反抗期はいつか終わりが来る!同じような悩みをもつお母さんがたくさんいる!

そうわかっているとはいえ、イライラした気持ちを抱えたまま毎日を過ごすのは、精神的に辛いですよね。

この難しい時期を乗り切るために、反抗期の息子に対するイライラが軽減する対処法を3つご紹介します。

対処法①息子の行動や言動に一喜一憂しない

心の中ではお母さんに信頼を寄せているからこそ、表面上ではキツい言い方をしても大丈夫と感じ、キツい言動をとっているという風に見ることもできます。

お母さんは息子の言動に対して深刻になりすぎず、どっしりと構えましょう。

また、あらかじめ怒るラインを決めておき、注意の伝え方を考えておくこともおすすめです。

頭ごなしに怒るとさらに反発を強める可能性があるので、「怒りたくなったらまず言い分を聞く」ことを意識すると、反発を招きにくくなります。

対処法②息子の望む距離感を探ってみる

反抗期は、親の力を借りずに一人でやってみたいという思いが強くなります。そのため、干渉しすぎると反発を招きます。

お母さんがもし今ムカついているなら、現状の息子との距離感が近いのかもしれません。

「子どもは大人になるために試行錯誤している」ということを念頭に置き、困っていたらいつでも助けられるくらいの距離感で見守りましょう。

また、「干渉」するのではなく、「関心」を向けることを意識するのがおすすめです。

「〇〇しなさい」「言うことを聞きなさい」など、親の言うことを聞かせたい時ばかり声をかけるのではなく、子どもが頑張っているときや、楽しそうに過ごしているときこそ、声をかけてあげましょう。

「あなたが興味関心を寄せていることに、お母さんも関心を寄せているよ」というメッセージを伝えることが大切です。

対処法③息子の態度を「肯定的」に変換してみてみる

第二次反抗期の子どもは、心が不安定で自己肯定感が低くなりやすい時期です。

自己肯定感が低下すると、自分に自信が持てず、自分の欠点ばかりに意識が向きがちになり、ますますふさぎ込んでしまいます。

お母さんが子どもに対して肯定的な言葉や行動を示すと、子どもの自己肯定感を高めることにつながり、その結果、お母さんへの態度が変化する傾向があります。

“反抗期=自立への一歩” と捉えよう!

今までは言われるがまま言うことを聞いていた息子に自我が芽生え、親の指示や命令に対して反抗できるようになったことは、息子の中に「自分」が確立されているという紛れもない成長ではないでしょうか。

「子どもは親の言うことを聞くべき」という思想にとらわれてしまうと、衝突を悪化させてしまう原因になります。

反抗期は自立への一歩、成長している証と前向きに捉えて、良い関係を築いていきましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次