「宿題めんどくさい」と言われたら?子どもをやる気にさせる方法5選

  • 子どもが宿題をちゃんとやってるのか気になる…
  • 「やりなさい」といっても、ダラダラしてやらない
  • あげく、「めんどくさい」とぐちぐち言っているので心配になる…

多くの親御さんがこのようなお悩みをお持ちなのではないでしょうか。いつまでも宿題をしない子どもの様子を見ていると、「このまま大きくなって、将来は大丈夫なの!?」と不安になってしまいますよね。

そこで今回は、子どもが宿題をめんどくさいと思ってしまう原因を分析し、子どもを宿題に対してやる気にさせるにはどうしたらいいかの具体的方法を5つご紹介します。

この記事は、兵庫県宝塚市でサッカークラブを運営しているカルディオフットボールクラブでのパートナーである、完全オンライン学習塾FLAPUPスクールのスタッフが、のべ4,000人以上の生徒指導経験と独自調査の元、解説しています。カルディオは、会員数500名、幼稚園から中学生の子供たちが在籍し、日々練習に励んでいます。

目次

■ 宿題がめんどくさい原因は?

子どもが宿題をめんどくさがる理由として、大きく3つの理由が挙げられます。

1. シンプルにつまらない、もっと他にやりたいことがある

宿題は反復練習が多かったり、まとまった量が出されることが多い関係で、同じことを何度も大量に繰り返すことを「つまらない」と感じやすい傾向があります。
また、周りに遊び道具などの誘惑があると、子どもの意識が遊ぶことに向いてしまい、宿題をめんどくさいと感じてしまうことが多いようです。
家族が近くで遊んでいたりくつろいだりしていても、「なぜ自分だけ宿題をしなければならないのか」と感じてしまい、なかなか手がつかなくなってしまう可能性があります。

2. やり始めたものの、わからないところが多い

苦手教科の宿題の内容がわからないと、宿題をする手が止まってしまいます。そして、宿題が進まないから面白くなくなり、最終的に、何からやっていいのかわからず億劫になってしまうこともあります。

3. 無理やりやらされている感じがしてイヤ

勉強に対して、「やらされている」という感覚があったり、何のためにやっているのかわからないまま宿題に取り組むとなると、「与えられたことをただこなす」感覚になり、余計に宿題がめんどくさくなる原因になります。

■ 宿題がめんどくさい子どもをやる気にさせる方法5選

何を言っても宿題をしてくれないと、親としても不安になりますよね。

では、子どもが宿題をめんどくさいと言って、なかなか取り組んでくれない時、親はどんな対応をすればいいのでしょうか?

以下では、親からの働きかけで宿題をやる気にさせる方法を5つご紹介します。

1.宿題をやる環境を整える

周りで家族がテレビを見ていたり、ゲームをしていたり、遊んでいたりする中で、一人だけ宿題をするというのは、小学生にとっては至難の業です。目にみえるところに興味をひくおもちゃやぬいぐるみ・ゲームや漫画などがあるのも、子どもの気が散る原因になります。そのため、子どものために、勉強専用のスペースを作ることをおすすめします。この時、目線の先に気が散るものを置かないことがポイントです。専門のスペースを作りにくい時は、壁に向かう形で机を配置するだけで、目線がちらつかなくなります。

2. まずは手をつけやすいところから始めることを提案する

「やる気を出す最も簡単な方法は、まず始めること」です。一度やり始めると、案外どんどんやり進められます。
難しい問題や苦手意識が強い科目から始めるのは、この「宿題のやり始め」のハードルを超えるには労力がかかりすぎてしまうので、避けることが無難です。
まずは簡単に終わりそうなところから始めることで、最も大変な「宿題のやり始め」のハードルを超えることがでます。

3. 宿題する時間を決めてしまう

決まった時間に宿題をすることを習慣化してしまうと、「宿題のやり始め」のハードルが下がるのでおすすめです。例えば、帰ってきてすぐ取り掛かる、ご飯を食べたらすぐ始める、など、宿題をする時間を決めておきましょう。

4. 宿題に付き合ってあげる

お子さんが勉強している側に一緒にいるのがおすすめです。
ポイントは、いつでも質問できる状態を作ることです。いつでも質問できる状態を作ることで、「わからないところが出てきたから進まなくなった」を防ぐことができます。
横についておく時間が取れない場合は、家事をしながらいつでも話を聞ける状態にしておくのも良いでしょう。

5. 宿題を終わらせたことに対して、ポジティブにコメントする

「宿題するのは当然のことでしょ」という感覚を、一旦横に置いてください。
「本当は遊びたいし、もっと他にやりたいことがある中で、子どもたちは宿題をしている」という事実にフォーカスすることが大切です。
子ども視点に立ってみると、せっかく一生懸命やった宿題に対して、お母さんが「やって当然でしょ」という反応では、モチベーションが上がるどころか、やる気をなくしかねません。
宿題をしっかりやったことを当然と思わず、「今日も頑張って終わらせたね!すごいね!」とポジティブな反応を見せるようにしましょう。そうすることで、「宿題を頑張っていることを見てもらえている」と、子どもたちの中で自信がつくことになります。

■ まとめ

宿題をめんどくさいと感じてしまう子どもは、非常に多いです。

宿題がめんどくさくなる原因をできるだけなくし、「勉強に取り組みやすい」環境を作っていくことが大切です。

「うちの子、宿題をイヤイヤやっているな」と感じたら、今回上げた方法のうち、取り入れやすい部分から試してみていただけたらと思います。

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この記事を書いた人

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