冬休みのような長期休みは、子どもとどのように過ごすか頭を悩ませますよね。
特に、お仕事をしているお母さんだと、子どもをどこかに連れて行ってあげたくても、忙しくてなかなか外出や旅行ができなかったり、せっかく学校が休みだから、勉強の苦手を克服してほしいけど、どんなことをすればいいのか分からなかったりといった問題が起こりがちなのではないでしょうか。
お金をかけたりどこかに出かけることだけが、子どもたちの冬休みを充実させる方法ではありません。
この記事では、子どもたちの冬休みを充実させるアイディアを、【生活編】と【学習編】に分けてお伝えします。
この記事は、兵庫県宝塚市でサッカークラブを運営しているカルディオフットボールクラブでのパートナーである、完全オンライン学習塾FLAPUPスクールのスタッフが、のべ4,000人以上の生徒指導経験と独自調査の元、解説しています。
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少しでも参考になれば幸いです。
冬休みを充実させるアイディア【生活編】
冬休みには、「季節ならでは」のイベントや遊びがたくさんあります。
ここでは、具体的にどういうものがあるかをご紹介します。
「冬休みだからこそ経験できることがある」という認識を持って、充実した冬休みにしましょう。
1. 行事を経験する
冬休みには、クリスマスや年末年始といった、季節の行事がたくさんあります。
由来を一緒に調べたり、なぜこんな行事をしているのかについて話をすることで、会話の話題になるだけでなく、子どもたちもイベントの意味を深く知り、さらに楽しむことができます。
また、子どもと一緒に季節の行事について考えたり調べたりすることで、大人も意外と知らなかったことを知る機会にもなるかもしれません。
2. 冬ならではの遊びを楽しむ
冬にしかできない遊びはたくさんあります。
例えば、ウィンタースポーツである、雪遊び・スケート・スキーや、年末年始の風物詩である、凧揚げ・コマです。
寒くて外に出にくい時は、年末年始に家族が集まるタイミングを使って、暖かい部屋でボードゲームをしても盛り上がります。
3. 年末年始ならではの食材にふれる
季節の食材にじっくり触れ合う機会を作ることは、子どもたちの学びになるだけでなく、家族全員がおいしい季節の味覚が食べられるという嬉しいおまけがついてきます。
お正月のおせち料理はもちろんですが、柚や金柑などの旬の食材を使って、ジャムやシロップ漬けなどの保存食を作ったり、大根や白菜などの旬の野菜を使って漬物を作ったりすることも冬の醍醐味です。
子どもたちの経験になるだけでなく、手が多く必要になる作業を任せられるので、お母さんにとっても作業時間が時短になるというメリットがあります。
冬休みを充実させるアイディア【学習編】
授業がストップする長期休暇の期間は、ぜひ学習も充実させていきたいもの。
冬休みに取り組むと良い学習には、1.宿題(復習)、2.苦手克服、3.予習の3つがあります。
この3つにしっかり取り組むことで、お子さんの学力の全体的な引き上げに繋がります。
ここでは、その3つについて詳しく説明しますので、実践して、3学期に良いスタートダッシュができるように備えましょう。
1. 宿題は早めに取り組んで有意義に活用する
学校から宿題が出されている場合は、お子さんに早めに取り組むように促しましょう。
特に、算数や漢字などの冬休みの宿題は、2学期の復習を中心に作られていることが多いので、しっかり取り組めば、良い復習にもなります。
学校が始まる直前に慌てて済ませてしまうと、答えを写してしまったり、適当に丸つけをして終わらせてしまったりと、せっかくの機会が台無しになりかねません。
それはもったいないですよね。
どちらにせよしないといけないのなら、有意義に活用してしっかりと力になるように、フォローしてあげましょう。
2. 苦手なところを復習する
これまでの学習内容にどうしても苦手なところがある場合は、学校で授業が進まない冬休みのうちに、じっくり腰を据えて復習することがおすすめです。
宿題をやるだけでなく、これまでの学校のドリルを復習に活用するのも良いですし、ネットで無料学習プリントを入手することもできます。
【例】「ちびむすドリル」 https://happylilac.net/syogaku.html
2学期にできてしまった苦手や周りとの差は、冬休みの間に取り返しましょう。
3. 得意科目は予習にチャレンジ!
得意な科目は、3学期に学ぶ内容を予習することがおすすめです。
学校で学ぶ内容を事前に理解してから授業に臨むことで、学校の授業が効果的に活用できるほか、子どもたちのやる気をさらに上げる効果が期待できます。
こちらも、ネットを探せば、学習内容の解説が入った無料プリントを入手することもできます。
【例】「すきるまドリル」https://sukiruma.net
冬休みの間に周りから一歩リードしておきましょう。
今しかできない経験を楽しみながら、学びを充実させよう!
冬休みには、冬休みにしかできないことがたくさんあります。
そのことを活用すれば、お金を使って特別なことをしようとしなくても、お子さんの冬休みの体験をより充実させることができるのではないでしょうか。
ぜひこのアイディアを実践して、生活面、学習面のどちらも学びの多い冬休みにしていただければと思います。