子どもの習い事が続かない原因と継続するための秘訣を紹介!

子どもがすぐ「習い事を辞めたい」というけど、なんて声をかけたらいいのかわからない…

子どもが習い事をやめたくなる原因が分からない…このようなお悩みをお持ちではないでしょうか。せっかく始めた習い事、やるからには長く続けてほしいと思うのが親心ですよね。そこで今回は、子どもの習い事が続かない原因をご紹介し、習い事を継続するために親ができる秘訣を解説します。

この記事は、兵庫県宝塚市でサッカークラブを運営しているカルディオフットボールクラブのスタッフが解説しています。カルディオは、会員数500名、幼稚園から中学生の子供たちが在籍しています。どんなスタッフがいるのか知りたい方はこちらから確認してみてください。今回は、カルディオスタッフが独自に調査した結果をもとに記事を作成しています。少しでも参考になれば幸いです。

目次

■ 子どもの習い事が続かない原因は?

そもそも、なぜ子どもは習い事をやめたくなってしまうのでしょうか。まず、子どもの習い事が続かない原因を3つご紹介します。

1.モチベーションがない

モチベーションがなくなると、やる気を出すことが難しくなります。

一度この状態に陥ってしまうと、習い事を続けることは困難です。習い事に対して、達成感がない・目標が見つからないといった場合は特に、習い事へのモチベーションを保つことができません。

2.子どもの性格に合わなかった

いわゆる、教室の雰囲気と子どもの気質のミスマッチが起きている状態です。

先生との相性が悪い・仲のいい友達ができないなど、その習い事が本当に子どもの性格に合っているのかを観察してみることも大切です。

3.体力的にきつい

もしかしたら、お子さんは今、オーバーワークになっているのかもしれません。習い事の数、学校の宿題の状態、寝る時間や遊ぶ時間は取れているか、などを十分に検証しましょう。

そこに問題があるようなら、習い事の数を見直すタイミングかもしれません。

■ 子どもの習い事を継続するための秘訣3選!

習い事をするからには、子どもには長く習い事を続けてほしいですよね。

では、親がどのようなことを意識すれば、子どもに習い事を継続してもらえるのでしょうか。

以下では、子どもの習い事を継続するための秘訣を3つご紹介します。

1.結果だけでなく過程を見つめる

習い事の種類にもよりますが、そもそも「常に結果を出し続ける」というのは難しいものです。

そんなときに、やる気の源泉が「結果を出せるかどうか」に依存してしまっていると、調子が悪い時のモチベーション維持が難しくなります。親が「結果しか見ていない」傾向があると、子どもはどうしても結果主義に陥ってしまうというパターンがあります。

結果も大切ですが、それに至る過程の努力を気にかけることで、お子さんは「懸命に取り組むこと」に意識が向きやすくなり、それがモチベーションへとつながっていきます。

2.目標をたて、達成できたらリアクションをする

漫然と物事をやり続けるのは、苦労と苦痛を伴います。

ゲームが好きな子どもは多いですが、子どもがゲームに夢中になる理由の一つとして、「短期スパンの達成目標が明確であり、条件がクリアすると報酬がある」というシステムがあります。

目標は、自身で設定しないことには目の前に現れることはありません。

この場合のクリア報酬は、決してモノやお小遣いといったご褒美である必要はありません。親が一緒に目標をきめ、その様子を気にかけ、達成できたらそれに対してリアクションをする。これだけで、子どもにとっては十分なご褒美であるといえます。

3.子どもの体力とのバランスを見る

オーバーワークで体がしんどいと、イキイキと活動することができません。

子どもの将来を考え、あれもこれもと習い事を追加してしまいそうになりますが、子どもの時間と体力にも限界があります。子どもが小さいうちは、子ども自身が自分のキャパシティの限界を意識することは難しいので、習い事は多すぎないか、寝る時間は削れていないか、遊ぶ時間は十分に取れているかを親がしっかり観察してあげましょう。

■ なんのために習い事をしているのか、改めて話し合いを!

子どもの習い事が続かない原因は、モチベーションが続かないことや、子どもの性格に習い事が合わないこと、子どもが体力的にきついと考えていることなどが挙げられます。

また、習い事を継続するためには、習い事の努力の過程を見つめ、目標を達成できた際にはリアクションをすることが大切です。子どもがオーバーワークになっていないかを確認することも忘れないようにしましょう。

「やりたい!」と自分から始めた習い事も、忙しい毎日を送る中で、もしかしたら「誰かに言われたからやっている」に変化してしまっているのかもしれません。その習い事を始めた時のことを一緒に思い出し、「なんのために習い事をしているのか」について考えてみるのも、一つの方法です。

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この記事を書いた人

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