七五三のお祝いはいつ?数え年と満年齢はどっち?慣習とトレンドを調査!

お子さんが2歳を迎えたご家庭の次の大きな行事、「七五三」!
とはいえ、七五三に関して、こんなお悩みはありませんか?

・七五三は何歳の時にしたらいいの?
・最近は、男女関係なく3回お祝いするって聞いたけど本当?
・七五三のお参りをする日時は決まってるの?

ご自身の記憶やご両親から聞いた話と、ママ友さんの間での噂話で聞く最近の七五三事情が食い違っていて、どれが正解なのかわからない!と悩まれているお母さんも少なくないのではないでしょうか。

この記事では、まず七五三についての慣習についてご説明し、実際に何歳に実施すればいいのかやお参りをする日時についての最近のトレンドを詳しく解説します。

実績

この記事は、兵庫県宝塚市でサッカークラブを運営しているカルディオフットボールクラブでのパートナーである、完全オンライン学習塾FLAPUPスクールのスタッフが、のべ4,000人以上の生徒指導経験と独自調査の元、解説しています。

カルディオは、会員数500名、幼稚園から中学生の子供たちが在籍し、日々練習に励んでいます。カルディオにどんな先生たちがいるのか知りたい方は、ぜひこちらから確認してみてください。

少しでも参考になれば幸いです。

目次

七五三はどういう行事?由来と慣習について解説

一般的に七五三とは、お子さんが3歳・5歳・7歳になる年の11月15日に、お子さんが無事にその年齢を迎えられたことに感謝し、これからの健やかな成長をお祈りするため、氏神様に参拝する行事のことをいいます。

七五三の起源は、平安時代にまで遡ります。当時はまだ医療が発達しておらず、「7歳までは神の子」という言葉があったほど、子どもの死亡率が高かった時代背景から、子どもが健康に成長することはとても幸運なことであるといわれていました。

そのため、節目の年齢になったときに、子どもの健やかな成長を神様に感謝しお祝いしたことが七五三のはじまりです。

七五三のお祝いをする年齢は、男女でお祝いをする時期が違うことも特徴です。これは儀式の起源の違いからくるもので、男の子は「3歳・5歳」、女の子は「3歳・7歳」にお祝いすることが慣習となっています。ただし、地域によっては、男の子は5歳のみお祝いする場合もあるため、お住まいの地域の慣習を調べてみていただければと思います。

年齢についても、実際の年齢である「満年齢」でなく、「数え年」にお祝いすることが正式とされています。数え年とは、生まれた時を1歳として、元旦を迎えるごとに1歳ずつ年を数える考え方のことで、これは「お子さんが3歳・5歳・7歳になる年の11月15日」にお祝いをするという習わしからきています。

最近の七五三のトレンドは?3つのポイントに分けて解説!

このように、古くからの慣習が引き継がれている七五三ですが、現代では現在の文化や生活事情と合う形で変化しながら受け継がれています。次に、最近の七五三のトレンドを見ていきましょう。

年齢について

慣習では「数え年」でお祝いされていましたが、必要に応じて「満年齢」でお祝いすることも増えているようです。
理由としては、① イヤイヤ期と重なりお子さんがぐずってしまう、② あまり小さいと着物を着て参拝したり長時間過ごすのが大変 などが挙げられます。
満3歳になるとイヤイヤ期も落ち着き、ある程度分別がついてくる年齢なので、落ち着いて参拝やお祝いをしたい方は、満年齢でお祝いするのもいいかもしれませんね。
ごきょうだいがいる場合は、一緒に参拝するために、数え年と満年齢を適宜読みかえて実施することも、アイディアの一つです。

性別について

現代の七五三では、「男の子は5歳」・「女の子は3歳と7歳」にお祝いをするという考えが主流だった時期がありましたが、先述の通り、男の子のお祝いの時期については地域によってもばらつきがあります。
特に「男の子の3歳」をお祝いするかどうかについては、東京都をはじめとする関東地区と、大阪府・京都府をはじめとする関西地区で分かれており、おおまかに「関東は5歳だけ」「関西は3歳と5歳で2回する」という傾向があるようです。
また、きょうだいの年齢やご家庭の方針などからも、最近は地域に関係なく3歳で七五三をする男の子が少なくないことから、ご自身の考えやスタイルに合わせて柔軟に選択して良さそうです。

時期について

慣例では、七五三のお祝いは「11月15日」と言われていますが、その日は祝日ではないことから、仕事や学校との兼ね合いなども考慮し、現在ではその当日や前後の週末に参拝を行うことが多いようです。
特に11月の週末は、各神社とも非常に混み合うので、祈祷をお願いするために、早めの予約が必要です。
最近では、混雑を避けるためにあえて時期をずらし、9・10月や12月初旬に参拝するご家庭も増えています。
地方によっては10月15日や1月7日など、11月15日以外に祝う風習のあるところもあるようですので、早めのリサーチを行うに越したことはないかと思います。

七五三で子どもの健やかな成長をお祝いしよう!

このように、七五三は古くから伝わる慣習でありながら、地域やその時代の生活様式に合う形で変化しながら受け継がれてきました。

その本質は「お子さんが無事にその年齢を迎えられたことに感謝し、これからの健やかな成長を祈念する」ことです。

形が移り変わって行っても、お子さんの成長を喜び、じっくり向き合う時間を作ることこそが、七五三の本質であり、醍醐味なのではないでしょうか。

この記事がそのきっかけの一つになれば幸いです。

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