英語教育は幼児期にやるべき?英語子育てのメリットと注意点

「英語をやらせるなら早い方がいいと聞いたけど詳しいことがわからない」

「子供に英語教育をするか悩んでいる」

「子供にどんな英語教育をしたらいいかわからない」

このような悩みをお持ちではないでしょうか?

この記事では、0歳〜1歳のお子さんを持つお母さんに向けて、幼児期の英語教育の必要性やそのメリット・デメリット、幼児期の英語教育をするなら何をすれば良いかについて、ご紹介していきます。

この記事は、兵庫県宝塚市でサッカークラブを運営しているカルディオフットボールクラブでのパートナーである、完全オンライン学習塾FLAPUPスクールのスタッフが、のべ4,000人以上の生徒指導経験と独自調査の元、解説しています。カルディオは、会員数500名、幼稚園から中学生の子供たちが在籍し、日々練習に励んでいます。

目次

■ なぜいいの?幼児期子育てに英語教育を取り入れるメリット

近頃、教育意識の高いパパママから、「英語を学ばせるなら幼少期に!」という意見がよく聞かれるようになりました。

そんな噂を耳にしたら、何かしないといけない気がするけど、何から始めたらいいの?そう不安に思っておられる方も多いのではないでしょうか。

ここではまず、なぜ「幼少期に英語教育をすると良い」と言われているのか、そのメリットをご紹介します。

1.英語を聞き取れる耳ができる

「L」「R」のような微妙な発音の違いを聞き分ける力が身に付いていれば、リスニングやスピーキングを習得しやすくなります。

これは、日本語と英語は音の周波数が異なるため、日本語の周波数に慣れてしまうと英語の周波数が聞き取れなくなるためです。

できるだけ早くに、英語の音声や曲にたくさん触れさせてあげることで、英語ならではの発音を聞き取れる耳を育てることができます。

2.苦手意識を持つことなく、自然と学ぶことができる

人が1つの言語を覚えるのに必要な時間は2,000時間以上といわれています。

1日1時間のインプットを積み上げる場合、英語教育を0歳から開始すれば6歳前後で2,000時間に到達する計算です。

時間的ゆとりは成長するにつれて減っていきますので、赤ちゃんの頃から遊び感覚で英語に触れていけば、後々余裕をもって英語学習に臨むことができ、アドバンテージを得ることができます。

3.習慣化しやすい

0歳の頃から英語に接していれば、英語の音声や動画に触れることがごく自然の生活となり、無理なく継続できます。

英語学習は日々の積み上げが効果的なので、短時間でも良いので毎日続けることができれば、日常的に英語に触れることができ、学校で英語の授業が始まってもスムーズに取り組めます。

受験・就活対策に必要な英語学習に対して、苦手意識を持ちにくいのもメリットと言えるでしょう。

■ 幼児期子育てに英語教育を取り入れる際に知っておきたい注意点

このように、メリットが多い幼児期の英語教育ですが、デメリットも少なからず存在します。

幼児期の英語教育を行う際に知っておきたい注意点をご紹介します。

1.幼児期英語教育にかたよらず、母国語も同時に育む

実は、幼児期の教育では、母国語をいかに育ててあげるかが重要なポイントになります。

考えるための言葉をしっかりと持っていないと、英語力を伸ばすどころか、考えたり理解したりするのが苦手な子に育ってしまう可能性があるからです。

英語教育を進める上では、日本語と英語の両方をしっかり育てることを意識することが大切です。せっかく英語が使えるようになっても、日本で学校に通う場合は、日本語ができなければ算数などの英語以外の科目が遅れてしまいかねません。また、日本語も英語も中途半端にしか使えない「ダブルリミテッド」と言われる状態になるリスクもあります。

幼少期の教育を行う際は、日本語を育てることを重要視しましょう。

実際に、日本のプリインターナショナルスクールの中には、保育中に日本語を一切使わないネイティブの英語環境を提供する代わりに、お母さんお父さんにはご家庭でご自身の母国語を育ててもらうよう推奨している園も存在します。

ただし子供たちが自分から英語の本を読んだり、英語を使ったりするのであれば、興味を伸ばすために見守ってあげるのが良いかと思います。

2.親子で一緒に楽しむことを意識する

英語教育を詰め込みすぎて、英語を嫌いになっては本末転倒です。

英語のDVDやYoutubeの動画は、おうちで楽しみながら英語に触れるのにぴったりです。

今ではオンラインのツールが豊富になり、沢山の英語の教育チャンネルやアニメを無料で観ることができます。

日本語でテレビを見たりアニメを楽しんだりするように、英語にも自分から進んで触れてくれるように、環境を整えると良いでしょう。

■ 英語教育を子育てに取り入れるときは、意図を持って楽しく取り組もう!

英語子育てには、英語を聞き取ることができるようになったり、苦手意識を持つことなく、自然と英語を学ぶことができたり、英語学習を習慣化できるようになるなどのメリットがあります。

しかし、英語教育にかたよってしまうと、考えたり理解するのが苦手な子になってしまう可能性もあるので注意が必要です。また、詰め込みすぎて英語が嫌いにならないように気を付ける必要があります。

英語教育を子育てに取り入れる際には、親自身が、英語教育によって子供にどうなってほしいかのゴールを決めておくことが大切です。

英語子育てに取り組む前に、まずは英語を使ってお子さんにどんな未来を掴んで欲しいのかをイメージし、楽しみながら取り組んでみてください。

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この記事を書いた人

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