子どもの習い事にかけるお金は平均いくら?費用の目安も紹介!

子どもが小学生くらいになってくると、「習い事をさせてあげたい」と考え始めますよね。ですが、毎月の月謝を考えると家計のことも気になるという方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。習い事をさせる上で、費用のやりくりは避けては通れない問題です。安定した生活を確保しながら、子どもの人生が豊かになるように、この記事では子どもの習い事にかけるお金の平均をご紹介し、費用の目安や考え方を解説します。

この記事は、兵庫県宝塚市でサッカークラブを運営しているカルディオフットボールクラブでのパートナーである、完全オンライン学習塾FLAPUPスクールのスタッフが、のべ4,000人以上の生徒指導経験と独自調査の元、解説しています。カルディオは、会員数500名、幼稚園から中学生の子供たちが在籍し、日々練習に励んでいます。

目次

■子どもの習い事にかけるお金の平均は?

他の家庭では、子どもの習い事にどれくらいお金をかけているか気になりますよね。家庭の事情は様々ありますし、他の家庭と比較することに特に意味はありませんが、参考として、小学生の習い事にかけるお金の平均についてお伝えします。

小学生の子どもが習い事にどれくらいお金をかけているか、文部科学省のデータによると、公立小学校と私立小学校で大きく異なります。平成20年~30年のデータでは、公立小学校に通う子どもには、約20万円/年かけているのに対し、私立小学校に通う子どもには、約60万円/年もかけています。約3倍の差です。このように、子どもの習い事にかける費用は、家庭環境によっても異なります。

■ 子どもの習い事の費用の目安の立て方を紹介!

子どもの習い事にどれだけの費用をかけていいものか、悩みますよね。子どもの好きなことをさせてあげたい、色んな経験をさせてあげたいと思っても、お金は有限です。そこで、ここでは習い事の費用の目安の立て方をご紹介します。

1.費用は年収の5%を目安に

習い事の費用は、手取り年収額の5%を目安に抑えましょう。それ以上になると、やりくりが難しくなる場合があります。例えば、手取り年収が400万円であれば、習い事費用の予算は年20万円です。月にすると17,000円ほどで、子どもが多い場合はそれだけ一人あたりの金額は減ることになります。習い事を掛け持ちする場合は、子どもとよく相談をして月謝を確認した上で選ぶことが必要になるでしょう。

2.月謝以外に必要な費用もあらかじめ把握する

習い事は月謝以外に費用がかかるものも多く、その費用についてもしっかり把握しておくことが重要です。例えばサッカーなどの団体競技のスポーツを選ぶ場合、試合のための交通費や合宿代、ユニフォーム代などの出費があります。月謝のことしか考えずに習い事を選んでしまうと、後から他の費用がかかってきて、生活費を圧迫してしまうことがあります。子どものこれからの人生を豊かにするための習い事なのに、そのせいで生活費を圧迫してしまっては本末転倒です。また、「お金がかかるから」という理由で途中でやめさせることは、子どもに不満を与えることになります。必要な費用はしっかり把握して、そのようなことにならないようにしましょう。

■ 子どもの習い事はどうやって決める?

子どもの習い事は費用がかかってしまうものですが、習い事をすることで、スキルの向上はもちろん、学校以外のコミュニティができたり、コミュニケーション力が身についたり等、メリットもたくさんあります。ここでは、習い事を上手に活用していくための習い事の決め方をご紹介します。

1.まずは予算を決める

習い事にはどうしてもお金がかかるものです。これは仕方ないことなので、まずは予算を決めましょう。予算を決めたら、少しでも安い教室や、自治体のワークショップ等を探してみましょう。工夫することで、習い事と同じような経験をコストを抑えて得ることができます。

2.子どもの興味関心を観察する

その習い事が子どもの興味関心に合っているか観察するようにしましょう。興味関心がなく、「親に言われたから」という理由では、モチベーションも上がりません。また、習い事の教室の雰囲気や、先生や友達と合うか等も気にしてあげるようにしましょう。

3.子どもと一緒に習い事のゴールを考える

「習い事をこなすこと」が目的になっていないかを確認するようにしましょう。目的は何か、最終的にどうなること目指して習い事をするのか、子どもと話し合い、共有することが大切です。ここで大切なのは、目標を親が決めてしまわないことです。子どもが自分で決めた目標であればあるほど、子どもにとって習い事のモチベーションは上がります。

■習い事は目的を持って、効果的に使おう!

習い事にお金がかかることは避けられないことですが、学校や家庭だけでは得られない経験を得られるというメリットもあります。せっかくお金をかけて習い事をするのであれば、子どもと一緒に目的を考えて、積極的に取り組めるようにしましょう。そうすることで、習い事のコスト以上のものを得られるようになるでしょう。

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この記事を書いた人

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